2022年4月25日
「監査基準委員会研究報告第1号「監査ツール」の改正について」(公開草案)の公表(2022/4/18)
日本公認会計士協会(監査基準委員会)では、2021年8月改正の監査基準委員会報告書315「重要な虚偽表示リスクの識別と評価」及び同540「会計上の見積りの監査」の改正等に対応するため、監査基準委員会研究報告第1号「監査ツール」について所要の見直しを行ってまいりました。
このたび見直しを終えたため、「監査基準委員会研究報告第1号「監査ツール」の改正について」(公開草案)として公表されました。
主な改正対象の様式は以下のとおりです。
(監査基準委員会報告315改正(2023年3月期監査から適用)に伴う見直し)
・【様式3-2-1】企業及び企業環境の理解
・【様式3-2-2】適用される財務報告の枠組みの理解
・【様式3-9】全社的な内部統制の理解
・【様式3-13-1】重要な虚偽表示リスクの識別と評価
・【様式3-14】IT環境の理解
・【様式4】財務諸表全体レベルのリスクへの全般的な対応の立案
・【様式5-1】アサーション・レベルのリスク評価・リスク対応手続の立案
・【様式5-2】重要な虚偽表示リスクへの対応手続の立案(新設)
・【様式7】IT全般統制の評価
(監査基準委員会報告540改正(2023年3月期監査から適用)に伴う見直し)
・【様式3-4】会計上の見積りに関する重要な虚偽表示リスクの識別
・【様式8-7】会計上の見積りに関する重要な虚偽表示リスクへの対応(新設)
(監査実務を踏まえた新様式の提供・既存様式の見直し)
・【様式3-13-2】不正シナリオの検討(新設)
・【様式8-3-2】仕訳テストの立案
・【様式8-6】企業が作成した情報の検討(新設)
詳細は以下をご参照ください。
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